死なないで
ネットで旭川のいじめ事件の記事を読んだ。
死因は凍死。旭川の冬は極寒だ。
首を吊ったり、飛び降りたりするより亡くなるまで時間もかかる。
そうとうな寒さの中でじわじわと命を落としたのだ。
いじめによって心が凍てつき、最後は肉体までも凍らせて亡くなったのだ。
まだ中学生。これからいくらでも楽しいことも嬉しいこともたくさんあるのに、心ないクソガキのせいで死ぬ必要がない子が世の中からいなくなってしまった。
イラストがとても上手な子。
きっと絵が好きだったんだろう。
もしかしたら将来はイラストに携わる仕事に就いてたかもしれない。
好きなことを仕事にして、活き活きと暮らしていたかもしれない。
でも、加害者のせいで何もかもがなくなった。
未成年だからと加害者は守られる。
やってたことは未成年とは思えないようなえげつないことをしてたのに。
この加害者たちに法的な制裁がないなら、これからの人生彼らに携わる全ての人間が制裁を与えればいいのに。
亡くなったあの子が感じた辛さと同じくらい辛い思いをしながら生きて欲しいと思う。
幸せになんてなる資格がない。
今、虐められてる子たちに思う。
逃げてもいい。むしろ逃げて。
そして、いちばん信用してる人に話して。
親を悲しませるから言えないとか思わなくていい。
親は何も知らない方が悲しいから。
親にも言えないならマスコミでも今ならネットでも
相談でも愚痴でもなんでもいいから話してほしい。
どんなに恥ずかしいめに合わされてるとしても
本当に恥ずかしいのはそんなことをしてる虐めてる側の人間だから勇気をだして人に話してほしい。
言うことによって復讐されるのが怖いならひきこもってもいい。
家になにかされそうなら警察に相談すればいい。
……とにかく。
未来ある若者が死んではいけない。
いじめで死んではいけない。
どんなに辛くても死だけは選んではいけない。
加害者には何も響かないよ。
世の中も変わらない。
学校も言い訳を繰り返して、見せかけの謝罪だけして終わり。
そんなやつらのために死ぬ必要なんてない。
楽しいことや嬉しいこと、未来の可能性を自ら握りつぶす必要ない。
幸せになる権利や資格があるのだから。
生きて欲しい。
死なないで。死なないで。絶対に。