四十路女のつぶやき

今年40歳になった記念(?)に日々思ったことなど書いてみようと思います

今も想う

今日は父の命日。

50代で亡くなりもう17年たつ。

突然死だった。前日まで普通に仕事に行き、帰ってきてから酒を飲みホント普通の当たり前の日を過ごしてたのに寝たまま亡くなってた。

もう10年以上たつのに当日のことをまだ鮮明に思い出せる。

私と父は仲良しとは言えなかった。

会話することもあまりなかったし、家族をあまり省みることの無い父だったので、一緒になにかするということもなかった。

家では寡黙な父だった。

でも、亡くなってほんと悲しくてそんな自分に驚いたくらいだ。

怒られた記憶もたくさんあるけど思い出すのはしてもらったことや、数少ない嬉しかった思い出ばかり。

不思議なものだ。

あれだけ喧嘩ばかりしてたのに。

 

もう叶うことはないけど、今なら普通に仲良く会話ができたんじゃないかとか、親孝行できたんじゃないかとか、一緒に酒飲みたかったなとかそんなことばかり思う。

 

そしていまだに泣く。

なんだかんだ大好きだったんだなって思う。

そう思えることが嬉しい。

 

負の感情より感謝の気持ちを持てることが嬉しい。父の娘で良かったなって今は思う。

もう少し...せめてあと10年生きてて欲しかった。

そしたらもっと楽しい思い出が増えていたかもしれない。

 

この歳になり、父の苦労や気持ちを考えることができるようになりました。

不器用な人だったんだなって。

もっと早くわかってあげたかった。

 

大好きだよ、お父さん。

直接の会話はもうできないけど、心の中でたくさん話しかけてるからね。

たまに夢に出てきてね。